あの日の衝撃から3年。友人の命日。
ただいつもよりも、言葉にできない何かに思いを馳せながら、
もう二度と会うことのできない友人を想いながら、
当たり前の「今日」を過ごせることをいつもより多めに感謝して、
そんな一日です。
東京でぬくぬく過ごしている私が、
震災のことを語る資格はないのかもしれない。
テレビもメディアもだんだんと発信をやめていき、
被災地のリアルを知れるのは、陸前高田に渡った後輩のfacebookからくらい。
そんな無力で無知な私が、震災の日だけ感傷的になっても失笑されるだけかも。
それでも、だからこそ、
せめてこの日くらいは。
これから10年経っても20年経っても、
3月11日は一度歩みを止めて、今を生きていられる奇跡に感謝をする日にしたい。
奪われたたくさんの命に黙祷を捧げ、大切な友人に黙祷を捧げ、
「普通」に毎日を送れていることがどれだけありがたく幸せであるかということを思い出して、
これからもただただ一生懸命生きようと気持ち新たに、自分にできることを探していく。
そんな日にしていきたいと思います。
(田尻めぐみ)
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