同窓会回想シリーズ2014。
2014年の同窓会は学士会館で行いました。
私は妊娠をしていて、体調を崩し同窓会の1週間前まで入院をしていたりして、今までとは全く違う環境での仕切りとなりました。
なんと、サプライズで私たちの結婚のお祝いまでしてもらってしまいました。
皆がカメラに向かっておめでとう〜と。編集のプロT先輩の粋な計らいに感謝。一生の宝物になりました。
最後の幹事長挨拶では感極まって初めて泣いてしまいました。
お疲れさまの花束までいただいて、感謝感激。
宮崎からわざわざ来てくれた親友にも感謝。
そんな中、この年で一番嬉しかったことがあります。
それは、当初は学生幹事だった若い幹事の子たちの見違えるような成長。
皆が私を気遣ってくれて「僕たちがやりますからめぐみさんは座っててください!!」と頼もしく言ってくれて、私が無理して動き回らないように見張りもつけられ笑、率先して仕事をしてくれました。
受け答えや立ち振る舞いも堂々としたもので、すっかり立派な大人になっていました。
彼らと始めて出会ったときは、皆まだ10代の子どもでした。はじめはご飯をおごってもお礼もちゃんと言えなかったような子たちが、先輩たちとのふれ合いの中で、礼儀を覚え、作法を覚え、そして何より、生き生きと活動に参加し同窓会をより良いものにするために一生懸命に奔走してくれました。先輩方も、いつも時に優しく時に厳しく、学生たちに人生の機微を教えてくれて、皆で彼らを育ててくれました。
バイトのように時給が出るわけでもないのに、20歳そこそこの若者たちが惜しみなく時間を使い、「50こも上の先輩がどうやったら楽しんでくれるか」ということを必死に考えてくれました。
私が幹事長の仕事が大変で辛くなったとき、誰よりも早く察知して助けてくれました。
彼らの成長こそが、この会の本当の意味の宝物であり、財産であり、醍醐味なのではないかと思います。
この経験が、彼らの一生によりよい影響をもたらすように、これから社会で辛いことがあったとき私たちの存在が少しでも手助けになるように、一緒に楽しみながら成長していきたい。学生幹事への思いは一入で、心から愛おしい存在でもあります。
この同窓会で出会った先輩後輩同級生からは、本当に数えきれないくらいのかけがえのない宝物をいただきました。至らぬ部分ばかりの私でしたが、皆さんにいつも助けられ励まされフォローされながら導いていただきました。
皆が高校時代にいい思い出があるわけではないし、南高大好きだったという人も少ないと思います。でも今、この東京で皆で校歌を歌って思い出話に花を咲かせて、ただ「南高出身」というだけで世代も職業も関係なく垣根を超えて交流を深められる。それってすごいことだと思うし、私はそんな温かいこの場所が大好きです。
この同窓会もこの会で44年目。これだけ長い間、灯を絶やさずに守ってくださった先輩方に感謝し、そしてそのバトンを自分から次の世代へと託しました。
今後最も大切で最も難しいことは「持続すること」。でも、くろちゃんたちならできると信じています!!
こちら、同窓会の直前に行った決起集会。
同窓会のあとのスタッフ打ち上げでは、またまたお疲れさまの花束と色紙をいただきました。
どんなに大変でも楽しく幹事長を続けられているのは、こうしてたくさんの方々に支えられ、優しさを貰っているおかげでした。
本当にありがとうございます!
齋藤めぐみ
この記事へのコメントはありません。